藤たまき/LOVE STORIES OF THE FOUR SEASONS IN THE HOLY MOUNTAIN
やっと、感想(というか気持ち)が書ける気がしたので書いてみる。
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腐男子やってて一番良かったなぁ〜と思うのは、藤たまきという作家に出逢えたこと。
大げさでも何でもなくて、それくらい大好きな作家さんであり大切な作家さんです。
先月の頭ぐらいに、藤先生の公式で文庫で刊行される、ということを知ったときものすごく喜びました。やっと、莢、永江、波手の話の終わりを観ることができるって。
もともとのコミックを買ったのは何がきっかけだったのかも、記憶が定かではないですが、第一話目を読み終えた瞬間、感情がごっそり落ちてしまった感覚がありました。それぐらい、第一話目に感情が入ってしまいました。
それから、結末をある意味第一話目で明かされてしまっているのに、三人が三人、幸せであってほしい、幸せであってほしいと一つの「作品」なのに願ってしまいました。
自分のどこがこの作品に入り込んでしまったのかわからないけれども、今から約十年前の自分の大切な部分をこの作品が作ってしまったことは間違いありません。
掲載当時はお金がない学生だったので、掲載誌をBOOK OFFで見つけては立ち読む、ぐらいで話の筋が良く見えないまま(最終話のChips!に至っては見逃す)でした。
今、この時期になってようやく文庫を購入して読み終えた後、自分の感情があふれてきてどうしようもありませんでした。
三人が三人とも良かったねという終わりではないし、ただの悲劇ではないし。
ただ、言えるのは自分にとって莢の生き方は眩し過ぎる、ということ。
そして、何か自分の生だとかしあわせだとかに関して、ぼんやりと考えなおしてしまいました。これじゃ駄目だなぁ、なんて。
通しで三回ぐらいしか読んでないんですが、まだ、自分の気持ちと重なる部分が多すぎて、うまく言葉にできません。
もうちょっと、感情が落ち着いてくれば、もっとこの作品が好きだって語れる気がするんだけれども。だめだなぁ。
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関係ないんですが、自分の中でこの作品の主題歌が勝手に決めてあって。
それを聞きながら、ずーっとやり場のない感情を抑えながら読んでました。
- アーティスト: 安室奈美恵
- 出版社/メーカー: エイベックス・トラックス
- 発売日: 2000/12/20
- メディア: CD
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このアルバムのHimAWArIという曲。
その後のBEST版にも入ってますが、こっちのVersionのほうがやり場の感情がただこぼれてる感じで好きです。